家の猫

家で飼ってた🐱は代々
家族の中でもなぜか
私に一番懐いていました

歴代の🐱たちはみな
夜は私の布団で寝るのが当たり前
起きる時も一緒

食べ物も
私が食べるものは何でも食べました
ほうれん草のお浸しを食べたり
ミカンを食べる🐱までいました

中には、私の晩酌の酒を
酔うほどに舐める🐱もいました

20代の頃に飼っていた🐱は
私が車で帰宅すると
毎日、通りのずっと遠くから
飛ぶように走って来てくれる🐱でした

当時は🐱は放し飼いが当たり前
どこかで遊んでいても
エンジン音か何かで分かるのでしょう

洗車をしている時などは
私の肩に乗ったまま終わるまで離れません

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そんな猫たちに囲まれていたせいか
私はすっかり「猫に一番好かれる男」
という自負を持つようになっていました

現在、我が家には二匹の猫がいます
飼い始めてもう15年半

二匹とも相変わらず私の布団で寝て
一緒に起きます

晩酌の酒を時々舐めたり
正月に雑煮の餅を(ほんの少々ですが)
食べてもらうのも、毎年の恒例行事です

ところがです

ここ1~2年、異変が起きました

二匹のうちの一匹が
“なぜか” 妻にベッタリに
なってしまったのです

妻が座れば膝の上
立てば後をついて回ります

そして、「かまってかまって」
「ニャーニャーニャーニャー」と
妻の側を離れません

私が近づくと
「今ちょっと忙しいんですけど」
という顔をされる始末

長年「猫に最も愛される男」の座を
守ってきた私としては
ちょっと嫉妬心すら湧いてきます

もしかすると
「ご主人ばかりじゃ不公平だから
奥様も一方の🐱が担当しましょう」という

猫流の夫婦円満作戦なのかもしれません