電気工事士

学生の頃
電気工事士の資格を取っていました

結局その道には進まなかったのですが
今まで色々と活用させてもらいました

屋内配線の資格なので
家の中の配線は、だいたい出来ます

屋根裏部屋を作った時も
コンセントを取り付けたり
照明を付けたり、換気扇を付けたり
エアコンまで付けたりと
なかなかの活躍ぶりでした

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昔、知人から
「コンセントをここと、あそこに付けて
 照明も蛍光灯にして」と頼まれました

そこは、なかなか年季の入った古い家
しかも屋内配線は
昔ながらの碍子(がいし)を使った露出配線

頼まれたのはコンセント数か所と
照明だけだったのですが

どうせならと
材料代だけ頂き、家中の配線を丸ごと
新しいFケーブルに交換してあげました

家一軒分の配線を
全部やり直すという大仕事でしたが

終わった後は

「へへへ、一軒丸ごとやってやったぜ」
と、なかなかの達成感でした

ところがです
それから何年も経ったある日
ふと思い出しました

「…あれ、もしどこかミスがあったら…」

規定通りにきっちり配線は、したつもり…
でも、人間ですから
絶対ミスが無いとは言い切れません

もしどこかで漏電でもしていたら…
もし火事になんかなっていたら…

急に不安になってきました

「よし、今度近くに行ったら
 点検がてら様子を見に行こう」

そう思っていた矢先

その家、建て替えしたそうです
と聞いた時の、私の気持ち

「…ほっ!」

正直、かなり安心しました

しかし考えてみると
そんな経験がありながら
私は性懲りもなく
屋根裏部屋の配線をしてしまいました

懲りないというか、学ばないというか

まあ、でも
資格というのは活用してなんぼや

…ただし、何年か後に
急に不安になるという副作用付きですが