「あの人はこういう人だから…」などと
人は案外、他人の事を簡単に決めつける
そしてその決めつけは外れている事が多く
当たっても、せいぜい半分ぐらい
だから、人を勝手な思い込みで判断したり
ましてや、人を騙すのは良くない事だ
でも、自分はこんな人間だと思い込んだり
自分を騙すのは大いに結構だと思う
どういうことかというと…
「自分はできる人間だ」と
先に思い込んでしまうのである

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根拠?いらない
実績?後から付いてくればいい
とにかく先に
「できる側」に自分を置いてしまう
すると不思議なもので
人はその設定に合わせて行動し始める
私はどうやら長年これをやってきたらしい
褒められたら「その通り」と素直に受ける
批判には「私の事わかってないな」と思う
なかなか都合のいいフィルターだが
精神衛生上はすこぶる良い
その結果どうなったか
私は、何でも出来て、誰からも好かれる
そんな人間に仕上がっている
もちろん、猫からも
いや、いいのだ。自分で思う分には
誰にも迷惑はかからない。ホホホ
もっとも、そんな“理想の自分”
を演じ続けるのは、時に少々くたびれる
いつも感じが良くて、そこそこ有能で
そこそこ人当たりと、猫当たりがいい人間
それを保つのは、案外エネルギーがいるし
ストレスにもなる
そんな時のストレス発散はどうするか
私は、運動をしたり音楽を聴いたりする
…これも実に優等生的な対処である。ヘヘ
結局のところ…
人間は、思い込みで出来ている
ならば、どうせ思い込むなら
自分に都合のいい物語を選んだ方が
良いに決まっている
だから今日も私は
「できる自分」を演じている
そのうち演技なのか本物なのか
分からなくなったら…
たぶん、その時が完成だ。ホホホ
