世の中には不思議な法則があるもので
“売上の80%は20%の顧客が生む”とか
“成果の80%は20%の努力から生まれる”だ
やたらと“二対八”に収まってしまう
いわゆるパレートの法則というやつだ

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最初にこれを知ったとき
正直、少し拍子抜けした
「え、それでいいの?」と
それまでの私は
どちらかと言えば“十割主義”だった
仕事でも家庭でも
全部きっちりやらないと気が済まない
いや、気が済まないというより
「やらなければならない」と思い込んでた
当時は、よく口内炎が出来ていた
あれは「やりすぎですよ」と
教えてくれてたのかも知れない
そんな私の生活に
二対八の法則が入り込んできた
「二割頑張れば、八割は達成できる」
この一文は、私の中で革命だった
極端に言えば、残りの八割はほどほどでも
いい、ということになる
「全部を頑張らなくても大勢に影響ない」
と思えるようになったのは大きい
肩の力が抜けた
仕事でも、「ここだけ押さえれば大丈夫」
というポイントに集中するようになった
家庭でも、「全部を完璧にしよう」
とするのをやめた
相手にも、そして自分にも
過剰に期待する事はなくなった
そして、いつの間にか
口内炎が出来なくなっていた。体は正直だ
さらに、気持ちにも余裕ができた
以前は、ちょっとしたミスや
想定外の出来事にもいちいち反応してたが
「まあ、八割できていれば上出来だ」
と思えるようになって、腹も立たない
この法則のおかげで
私はすっかり無理をしなくなった
何でも二割の時間や労力で、八割オッケー
だが、妻の機嫌を損ねた時は十割が必須だ
この時ばかりは、例外規定が適用となる
