今日5月5日は、こどもの日
世のお父さん、お母さんにとっては
「祝日」ではなく「試練の日」
と言ってもいいかもしれない
我が家にも、そんな“恒例行事”があった
子供たちがまだ小さかった頃
車で1~2時間かけて
動物園と遊園地をハシゴするという
なかなかの恒例行事である
当時はそれでも成立していた
朝早く出れば、充分に遊べて
帰りの車では子供たちはぐっすり
親としては「いい一日だったな」と
心地よい疲労感に包まれる…
と、絵に描いたような家族の休日だった
ところがである
年を追うごとに
なぜか世の中の車の数が急増
近くまでは行けるが目的は皆同じで大渋滞
目的地にそれ以上近づく事も出来ず
引き返す事態になったりした
こうなると、当日出発は無理となり
「前日入りして近くの宿に泊まる」という
ちょっとした旅行に格上げされた
で、荷物が増えて、出費も増える事になる
でも最初のうちは、「まあ年に一度だし」
と、気張っていたのだが、数年もすると
気力と財布がじわじわ現実を主張し始める
そしてついに、我が家のこどもの日は
混まないし、お金もかからない
そんな方法を思いついて実行に移す
ハイキングである
行き先は…近くの「山」
しかもただのハイキングではない
山菜取り付きである
遊園地の絶叫マシンの代わりに
斜面を滑り落ちないように踏ん張り
動物園の代わりに、カモシカを見たり
どこかで鳴いている鳥の声を聞く
子供たちは最初こそ「えー」と言ってたが
気がつけば夢中になって
ワラビやコゴミを探している
親の方も、あけびのツル(酒の肴に良い)
鳥あし(お浸しや、みそ汁の具に良い)
などを採って、後の楽しみが出来る
そして、なにより、自然の中で食べる
おにぎりの、何と美味しい事
帰り道、採れた山菜と、そこそこ汚れた服
そして、遊園地帰りと同じくらいの満足感
別に、お金や時間を掛けなくても
充分に楽しめたと思う
…のは、親だけだったかな?
