先日テレビで、画家の永沢碧衣さんのことを紹介していた
彼女は秋田・東北で川釣りや狩猟、マタギ文化に関わりながら創作活動を続けており、作品の「ここぞ」という部分には”プルシアンブルー”いう青色を使っているそうだ
この色は、かつては牛の血液などを原料に製造された事もあるらしい
ゴッホや葛飾北斎も好んで使っていたそうで「ベロ藍」とも呼ぶそう
現在ではもちろん動物の血液から作られてはいない
ところが彼女は、自らの狩猟で得た熊やイノシシなどの血液から、自分自身でこの青い色、プルシアンブルーを作っているそうだ
その理由は、「命をいただいた動物たちを、いなかったことにはしたくない」という思いから
その血でつくったプルシアンブルーで、動物たちの姿を描き残しているという
この話を聞いて、私や、我が家の猫たちが亡くなったら、その血で絵を描く、描いて…ということは出来ないし、そうしたいとは思わないが
命をいただいたことや、一緒に生きた時間を忘れず、別の形で供養し、残していこうとする人もいる
こんな「命との向き合い方」もあるのだと、あらためて考えさせられた

