30代後半、私は同時に三つの仕事を
やっていた時期がある
しかもその忙しさのピークが
三つとも重なっていた時期があった
それで
あの頃の睡眠時間は、だいたい3時間
完全徹夜も、月に1〜2回は普通にあった
今考えれば、かなり無茶な生活だが
苦しいとか、大変だとか
負担だとか思ったことは無かった
三つとも、それぞれが面白く
三つとも、それぞれにやりがいがあった
働き盛りと言われる時期に
あれだけ全力で仕事に没頭できたのは
振り返ってみると、幸せな事だったと思う
これも、家族の理解と協力があってこそと
心から感謝している
当然、その一方では
当時、育ち盛りだった子供たちと
一緒に過ごす時間は、ほとんど無かった
朝もほとんど会えず、夜は寝顔しか見ない
休みもなかなか取れない
父親としては、どうだったのか
それが、かえって良かったかも知れないし
当然、悪かったのかも知れない
しかし、私は心底こうも思っていた
「子は親の背中を見て育つ」
Amazon.co.jp
一生懸命、夜もほとんど寝ずに仕事に励む
そんな親の背中は、充分見せられた
でも、でも…
振り返ってみると、そんな私の子育ては
肝心なものが欠けていた気がする
何しろ、子供たちは
その“背中”を見る機会そのものが
ほとんど無かったのだから

