私は思っていた
最新家電は便利機能が色々付いているが
それ以前の家電は買い替えないとダメ…と
たとえばエアコン
外出先からスマホでスイッチを入れる
とても便利で良いと思うが
買い替えないと出来ないと思っていた
ところがある日、衝撃の事実を知る
赤外線式のリモコンで操作する家電なら
そして、Wi-fi環境があるなら
全て外出先から操作出来るようになる
スマート家電コントローラーという
装置があったのである

これなら、どんな古い家電でもOK
しかも数千円(当時)で買える
「え、うちのエアコンでも出来るの?」
半信半疑で導入してみたら、出来た
あっさり出来た
今までの思い込みは何だったのか
というくらい、あっさりと
我が家の“後付け近代化”の始まりだ
テレビ、照明、オーディオ、コンセント
全部この一台のコントローラーに設定
次にテレビでYou tubeは…と考えた
これも、最初からその機能が付いている
テレビじゃないとダメと思っていた
ところがこれも違った
AmazonのFire-TV Stickがあった

これを取り付けると、You tube、TVer
NHKプラス(当時)、アレクサまで
何でもOK。もちろん、すぐに導入した
気がつけば、我が家の家電たちは
次々と“後付け”で進化していった
まるで昭和の家に
こっそり令和を貼り付けていくような
不思議な感覚である
そして極めつけはルーターだ
音声対応(アレクサ)のものに変え
あれこれ話しかけて
孫たちと遊んでいたある日
ふと気づくと、彼女(彼?)の返事が変
「ほな、電気つけたで」
……関西弁である
以後、なにを話しても関西弁で返答
調べたら、元に戻す事も出来るらしいが
面白いので、そのままにしておいた
最先端技術というのは
もっと無機質で冷たいものと思っていたが
我が家の進化の先に待っていたのは
“親しみやすさ”と
家族よりも先に返事をしてくれる
そんな存在が出来たことだ
しかも、必ず機嫌よく関西弁で
