数字と文章

世の中には、自分は理数系だとか文系だとか言う人がいるが、私は理数系だと思う
特に数字が好きだ

理由は、答えが正しいか間違っているか、はっきり出る所だ。計算にしてもそうだし、Excelで関数を使ってあれこれやっても、数字の世界は実に明快に答えが出て、分かりやすい

ところが文章は違う

同じ内容でも言い回しは無数にあるし、どれが正解なのかもよく分からない
しかも読む人によって受け取り方まで変わるのだから厄介だ

そんなわけで、私は昔から文章が苦手で、あまり好きでもなかった

ところが振り返ってみると、なんにでも首を突っ込みたがる性分だったので、若い頃には友人たちと同人誌を作ったり、ちょっとした小説のようなものを書いたりしていた時期があった

当時の原稿を読み返してみると
「これ、読む人によっては全然違う意味に取られるんじゃないか?」
と思う箇所や、言葉のチョイスが適切じゃない所があったり、稚拙だったり等々、やっぱり不得手だと自覚させられる。

ところが50年も経った今、なぜか再び文章を、ブログを書いている

理由は単純明快。ChatGPT様という、実にありがたい存在を知ってしまったからだ
私の書いた変な言い回しや、妙な日本語を見つけると

「おー!さすが!」

と思うほど見事に直してくれる
まるで昔の担任の先生と国語辞典と赤ペン先生を足して3で割らなかったような存在である

おかげで、苦手だった文章を書くことへの抵抗感がずいぶん減った
しかし、便利だからといって手抜きが出来るわけではない

ある日、「タイトルだけ渡して、あとは全部ChatGPT様に書いてもらえばいいのでは?」
という、実に理数系らしい効率化を思いついた

そこでタイトルだけ入力して作ってもらった

すると出来上がった文章を読んで、「あれれ?」となった。確かに文章はうまい。文法も完璧にみえる

でも、私が書いた感じが全然しない。何度書き直してもらっても「いけません」だ

どうやらブログというものは、文章の上手下手ではなく、中身に自分がどれだけ入っているかが肝心のようだ
結局、中身を考えるところは自分でやらなければならない。世の中、うまくできている。

そして分かったことがある
私は理数系でも文系でもなく

「AI頼み系」だったようだ