ばけばけ

あと一週間ほどで、
今、NHKで放映中の”ばけばけ”が
終了するようです

毎朝の習慣になっていた方は
少し寂しくなる頃かも

見ていて、我が地方に伝わる
「安達ヶ原の鬼婆」の伝説を思い出しました

そういえば、この話は
怪談や日本の不思議な話を数多く紹介した
小泉八雲の本には入っていたかな
と気になり、ちょっと調べてみました

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しかし、どうも代表的な著作には
収録されていないようです

もし興味のある方は
ぜひ「安達ヶ原の鬼婆」で
検索してみてください

なかなかに恐ろしく
そして悲しい伝説です

…と、ここまで書いておいて何ですが
実は今日の話は
その鬼婆とは関係ありません

思い出したのは
私が高校生の頃のことです

当時「レタリング」という
文字のデザインを学ぶ
通信教育を受けてたことがありました

今のようにパソコンで
簡単にフォントを変えたり
作ったりできる時代ではありません

文字はすべて手描き
様々な定規やフリーハンドで
バランスを考えながら
一字一字描いていく
なかなか根気のいる作業でした

その経験があるせいか
タイトルの文字とかを見ると
ついデザインのほうに目が行きます

よく見ると、タイトルの
最初の「ば」と次の「ば」
そして最初の「け」と次の「け」

同じ書体のはずなのに
デザインが少し違うのです

ほんのわずかな違い

普通に見ていれば
全く気づかない程度の差ですが

レタリングをかじった身としては
「あっ、変えてある」と気づいた瞬間
「へぇー、小粋な技使っちゃってー!」と

なんだか、とっても嬉しくなりました

こういう事は日常生活にもあります

ほんのちょっとの違いなのに
「こちらの方が断然良い」と感じたり
逆に「なんだかなぁ」と思ったり

その差はわずかなのに
印象は随分変わるものです

鬼婆の伝説のようなインパクトのある
恐ろしい話も、確かに印象に残ります

でも、こうした文字の
ほんの小さな違いに気づいて
「面白いな」と思える瞬間も
なかなか楽しいものです

朝ドラのタイトルを眺めながら
そんな細かなデザインの工夫に気づいて
ちょっと嬉しくなった…
そんな、ささやかな発見の話でした