二年ほど前
テレビで福澤朗さんが
話しているのを見て
私は初めて「錫製の酒器」
というものの存在を知りました
旅に出る時は
小さな錫の酒器を持参し
そこにお酒を注いで飲むと
まろやかになって美味しくなる
というのです
へえ、そんな事があるのか
お酒好きの私としては
聞き捨てならない話です
さっそく錫の酒器を手に入れ
その頃ハマっていた
米焼酎(これが美味いんです)を注いで
ガラス製のグラスと飲み比べてみました
すると…
「おー!!!」
違いがはっきり分かるではありませんか
錫の酒器に入れた方が、本当にまろやか
角が取れて、やさしい味になる感じです
以来、家ではずっと錫のグラスで晩酌しています
ところで、ある晩
その錫のグラスで焼酎を飲んでいると
我が家の猫がじーっとこちらを見ています
「なんだ、お前も飲みたいのか?」と
指先にちょんとつけて
口元に持っていくとペロペロと
美味しそうに舐めます
もしかすると猫神社の神様が
「その酒、なかなか美味そうではないか」と
猫に様子を見に来させたのかもしれません
70歳になっても
世の中にはまだまだ知らない事が沢山あります
錫の酒器もその一つ
今回もう一つ分かったのは
猫神社の晩酌は
どうやら神様にもチェックされているらしい
ということです