昔々の高校生時代
通っていたのはミッションスクール
毎朝、ありがたい聖書のお話
みんな律儀に聖書を持参
が、しかし、やんちゃ盛りの男子たちは
聖書を破いて
別の活用をしたりしておりました
今思えば、天罰ものです
そんな罰当たりな青春の中で
不思議と今でも心に残っている一節があります
「狭き門から入りなさい。広き門は滅びに至る門…」
若い頃は
「はあ? 広いほうが楽じゃん」
と思っていました
行列が二つあったら、空いているほうへ
階段とエレベーターなら
迷わずエレベーターへ
ところが人生というのは妙なもので
楽そうな“広い門”を選んだはずなのに
気がつくと
とんでもない苦労を強いられたり
遠回りしていた。なんて事が良くあります
神社でも
参道は端を歩く。なんて話があります
広いど真ん中を堂々と行くより
真ん中は神様・・と
少し控えめに端を歩く
それもある意味、「狭き門」なのかもしれません
若い頃は、楽な方、気分が良い方
得しそうな方へ行きがちです
でも、本当に自分を育ててくれるのは
ちょっと面倒で、少し窮屈で
勇気のいる選択だったりする
あの頃、聖書の紙を破いていた少年が
今になってそんなことを思っています